教科書執筆画家連盟の結成

教科書の挿絵が何年再使用されても画家にお金が支払われないことに対し、弁護士を代理人にして教科書出版社に申し入れをする。 会員83名

児童出版美術家連盟の誕生

教科書執筆画家連盟の名を変更し第一回の総会を開く。
初代理事長：太田大八（理事の互選）。
岩崎ちひろ、長新太、滝平二郎、瀬名恵子、安泰、若山憲など、設立時会員１５４名

会員より著作権侵害の訴えが相次ぐ

原画に無断加筆、テレビ幼児番組での絵本・紙芝居の無断使用など。
文芸美術国民健康保険に団体加入。

美術著作権連合の結成

童美連が呼びかけ美術関係６団体で構成。
初代理事長：武井武雄 事務局長：大田大八
美術著作権の啓蒙、著作権の研究を行う。

教科書協会との調印にいたる

再使用には著者の同意を得る。
再使用料を払う。
修正には著者の同意を得ることを定める。

著作権シール作成

著作権が画家にあると明示したシールを全会員に配布。
原画の裏に貼り、出版関係者を啓発するため。

Ｓ社の著作侵害事件が始まる

「世界の童話」１７巻の表紙が無断使用や改ざん。著作者人格権と財産権の侵害。

抗議と謝罪を求めるが、Ｓ社が一切応じないため、２３名が訴訟に踏み切る。

公判が始まる。

Ｓ社裁判の和解が成立

この裁判闘争は、出版界全体に対する問題提起であった。 画期的な和解条項は、出版界の著作権意識を変えていく大きなきっかけになった。　

和解条項

1. 絵画の使用に際し加筆、修正、削除等の変更を加えたことに対し遺憾の意を表明。
2. 和解金の支払い。
3. 和解成立の広告を読売新聞全国版に一回掲載。
4. 今後は執筆契約を文書により締結。著作権制度の趣旨を尊重し、その擁護に協力することを約する。

第一回童美連展 開催 池袋東武百貨店で

以降第五回まで、新宿京王百貨店で毎年開催された。

日本児童出版美術家連盟と改称

原画返却ゴム印を全会員に配布。

WHO’S WHO No.1 を発行

絵付きの会員名簿という形式で発行された。

複写権センター（現複製権センター）発足。 参加

書籍のバーコード表示について、危惧をもつという声明文を発表

童書四者懇談会（現児童書懇談会）で出版契約書ひな形完成

この出版契約書は、童美連、日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、日本書籍出版協会児童書部会との数年の話し合いを経て、合意のもとに作成した。

日本図書教材協会との協定書を結ぶ

教材の絵画についても著作人格権・財産権を尊重することを定める。

「ドキドキ ワクワク 子どもの本ワールド」開催

子ども読書年にあわせ、大崎ゲートシティにて。全体の企画構成を童美連が行い、子どもの本に関わるすべての団体が初めて集う大きなイベントになった。
入場者数公式発表　３０１３７人。

WHO’s WHO No.4刊行

童美連の英語名表記を制定

JAPAN CHILDREN’S BOOK ARTISTS SOCIETYとする。

童美連ホームページ立ち上げ

童美連４０周年記念として「月刊クロニクル」発行を決定

時代を鮮明にうつしだす月刊絵本を、1927年から俯瞰したもの。
戦時中の貴重な資料の多くを、大阪国際児童文学館から提供していただいた。

書籍・雑誌にも貸与権が認められる

施行は2005年1月1日

出版物貸与権管理センター設立

「月刊クロニクル」 完成

総会・懇親会で参加者に配布する。

紙芝居に初めて印税を認めさせる

会員Ｋ氏の申し出により、童美連として最大手のD社と交渉。
D社、S社、ともに承諾。

児童書四者懇談会で読み聞かせのガイドライン「読み聞かせ団体等による著作物の利用について」を公表

公共図書館をはじめ、読書ボランティアの人たちの著作権意識を高める。

WHO’S WHO No.5　刊行

童美連展（WHO’S WHO原画展）開催（大崎ミツムラ・アート・プラザ）

第1回童美連サロン開催（クレヨンハウス）

第2回〜4回童美連サロン 開催（クレヨンハウス）

第5回童美連サロン 開催（童心社）

一般社団法人として新たな歩みを始める

東日本復興支援チャリティー展覧会「こどもの本の画家たち展」 （丸善日本橋店３階ギャラリー）開催

第6回童美連サロン 開催（連盟事務所）

第7回童美連サロン「新春絵本日和」 開催（連盟事務所）

東日本復興支援チャリティー展覧会「こどもの本の画家たち展２」 （丸善日本橋店３階ギャラリー）開催

WHO’S WHO No.7 （50周年記念号）刊行

第8回童美連サロン 開催（連盟事務所）

第9回童美連サロン 開催（連盟事務所）

著作権勉強会（全5回） 開催（連盟事務所）

You Tube無許諾「読み聞かせ」動画の違法性をホームページ上へ掲載

第10回童美連サロン「新春絵本日和」 開催（連盟事務所）

第9回童美連サロン 開催（連盟事務所）

著作権勉強会（全8回） 開催（連盟事務所）

第11回/第12回 童美連サロン 開催（連盟事務所）

ホームページリニューアル

「上野の森親子ブックフェスタ」参加

第13回 童美連サロン 開催（連盟事務所）

「読み聞かせ応援隊」webページ開設

第14回 童美連サロン「新春絵本日和」 開催（連盟事務所）

「上野の森親子ブックフェスタ」参加

著作権講演会「著作権の相続に関する講演会」 開催（銀座フェニックスプラザ）

第15回 童美連サロン 開催（連盟事務所）

美著連を通して、SARTRAS（授業目的公衆送信補償金等管理協会）設立への取り組み

オーファンワークス実証事業への協力

第14回 童美連サロン「新春絵本日和」 開催（連盟事務所）

YouTube「童美連チャンネル」開設

上野の森ブックフェスタへの参加

展覧会「童美連創立５５周年記念 こどもの本の画家たち展」 （ブックハウスカフェ）開催

コロナ禍により総会を縮小開催／懇親会中止

上野の森ブックフェスタ中止／運営のリモート化への取り組み。 第18回童美連サロンのオンライン開催。

第19回童美連webサロン 開催

著作権勉強会（全4回）オンライン開催

YouTube童美連チャンネル開設

「童美連とは？」「リレー絵本」リレー絵本は第10回（2023年4月）まで制作。

SARTRAS　補償金分配開始

美著連を通して、SARLIB設立への取り組み。

「読み聞かせパンフレット」制作

ホームページリニューアル

会報のメール配信　開始

日本児童文芸家協会とともに「画家と作家のおはなしサロン」開催

総会、懇親会の通常開催

上野の森ブックフェスタへの参加

著作権勉強会（オンライン）開催

会員名簿「WHO’S WHO No.8 」を10年ぶりに発行